いつでもペロッとペロ柱
冬が寒くって本当に良かった。イッヌの冷えた左手を僕の右ポケットにお招きする為の、この上ない程の理由になるから。可愛いね、ペロ柱。
ところで知ってました?
犬って、人間みたいにいびきをかくんです。まるで人間。
時々オナラもするし、まるで人間。犬がこんな生き物なんて全然知りませんでした。
当たり前のことを知らなすぎて恥ずかしくなりますが、イッヌと住むまでは犬が寝るってこと自体が頭の中にありませんでした。犬が生きているという当然の概念の欠如です。
動物に興味がないところから、向き合わざるを得ない状況を経て、少しずつ勉強しながら可愛さの恩返しをもらえました。こんなに幸せでいいんでしょうかと言うくらいに十二分なお返しと、日々の生活にも影響する気付きとともに。十二気付き。
初めは人間と重なる部分に愛着を覚えましたが、今はイッヌが犬であることそのままが愛おしくなっています。人間に近いから可愛いわけではない。それぞれにそれぞれの愛おしさがあるってことが解りました。最近こういうのを解像度が高まるって言うんでしょ。うん、確かに体感するとしっくりくる表現です。普段は洒落せーと思う言葉ですけど。
動物についての解像度と言えば、最近Twitterで気になるpostがありました。種差別についてです。
『講座 あにまるえしっくす ~マルのスキップ解説編~』
— あにまるえしっくす (@animalethicsV) August 26, 2020
「種差別ってなんだ?」
1-4/17 pic.twitter.com/Rh9v8Z0PsE
これ、私にとってはすごく難しい話でした。内容が難しいわけではなく、どう生きるかの難しさです。概念はわかりましたが、端っこを目指そうとは思えませんでした。いや、端っこまではいけないなと言うのが正直なところとです。
お肉は好きです。食べたいです。牛乳自体はあまり飲みませんが、それは思想というより身体に合わないからで、乳製品は大好きです。もうこの時点で難しい。だって、食べたら幸せなんですもん。今は手を合わせて無駄なく食すことで、許して下さい。
僕は穏やかなウォンビン派なので、うわーーーって一揆みたいに生きていくのが苦手です。
だから、まずはできることからやっていきます。
毛皮のコートはいりません。ファーも買わないことにします。すでにひとっつも持ってませんけど、これからも買いません。ってことなんだと思います。イッヌと暮らせた様にぼちぼちやっていきます。ちなみに動物の皮の小銭入れと筆入れを使っていますが、小銭入れは20年もので、筆入れは30年ものです。サステナビリティ〜〜〜〜。
BGM:TENDRE「LONELY」
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