2022.3.27(日)けもの道
気配を感じて目を開けるとカワ犬が鼻の真ん前でくんかくんかしていた。朝から最高のエンターテインメントを提供してくれるカワ犬。まだ寝たいけれど、カワ犬がリビングでオシッコとウンチをしたそうなので抱き抱えて階段を降りる。眠いけど甲斐甲斐しいなぁ、我。
リビングに降りて、リリース。僕も早速さとトイレへ。用を済ませてリビングに戻ると、全てを済ませたカワ犬がご褒美のために尻尾を振って待ち構えている。君の行動、もうだいたいわかってるよ。朝からモリモリ健康乳幼児。
怠惰の極みでグダグダ過ごし、昼に母親が赤飯を作ってくれたので食す。うまいうまい。甘納豆の赤飯は甘味と塩味のマリアージュ。美味しくって余分に赤飯おにぎりも作ってもらう。ありがたく母親の愛を享受する。
夜には仕事場に着かなければ行けないので、逆算してカワ犬と別れを告げる。今日はすごく暖かい。風を入れるのに車の窓を開けると、あれ?助手席側からカラカラと変な音がする。なんだろうと思ったが、速度が安定すると音は気にならなくなった。良かった。取り敢えずガソリンスタンドに向かう。セルフでガソリンを入れて、ふと先ほどの音が気になり助手席側に回ると。オーマイガー!と思わず両掌を天に向けるくらい明らかにタイヤがパンクしていた。ぺっちゃんこ。なんなのだ、この仕打ちは…。実は最近出張先でタイヤに釘が刺さりパンクしたばかりなのに。悪夢よ再び。時間もないので取り敢えずゆっくりと自宅に戻り、家の車を拝借して仕事場に向かうことにする。ありがとう、家族。普段嫌な事があると小さな呪いとして受け止めるのだけれど、この規模の呪いは心身以外へもダメージがあり嫌になる。でも落ち込みたくもないから、同乗者がいない時で良かったと受け止めることにした。大殺界は今年で明ける。なんとか踏ん張ろう。そして、共に生きよう。会いに行くよ。パンクを直した車に乗って。と心のアシタカが鼓舞してもらい、なんとか仕事場に到着した。
どこまでいっても人生けもの道だと思っていたけれど、どうやら実的にけもの道に差し掛かって来た様だ。なんか晴れる事ないかな。目頭を押さえながらハレの日に食べる赤飯おにぎりを夕食にした。
BGM:中村佳穂「祝辞」
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