2022.2.19(土)アスファルトを見つけて

 朝一で実家に車を走らせる。本当は一泊する予定だったけど、明日吹雪くみたいなので泣く泣く日帰りになったカワ犬ツアー。あぁこねくり回してクシャクシャにして一緒に寝ようと思っていたのに、残念だ。とりあえず着いてすぐに戯れて、一件用事を済ませて帰宅。母親が夕飯に唐揚げを揚げてくれている間に散歩をする。帰宅後、察しているのか膝の上から離れない。夕飯を食べて唐揚げをタッパーいっぱいに詰め込んだら、もう帰宅の時間だ。後ろ髪を引かれながら、またすぐ帰ってくるよとカワ犬にさよならをする。吹雪のバカ野郎。というか、帰路の空はとても穏やかだけれど、本当に吹雪くのだろうか。

 仕事場までの道のり、雪が溶け歩道のアスファルトが見えている。これ、走れるんじゃないですか?と急にジョギング欲が湧き上がってきた。いつぶり?3ヶ月ぶり?もう最後に走ったのがいつなのかすら思い出せない。という事で、全ての歩道の雪が溶けているわけではないけれど、状況確認も兼ねてひっさびさに走ることにした。

 帰宅して、防寒かつ走りやすい格好に着替える。あぁ楽しみで気もそぞろ。久しぶりなのでどのくらいの距離を走ろうか。どのくらいのペースで走ろうか。寒くないかな。いや、それやりも雪と氷を避けるのにはどのコースがいいかな。なんて、グルグルと思いを巡らす。

 支度をして、玄関を出る。道は思っていた以上に走りやすい。西日が当たる路面をゆっくりと走れば転ぶことはなさそうだ。それになんだか暖かくて走りやすい。最後に走った時よりも5℃以上は低いはずなのに、むしろ暖かく感じるくらいだ。久々のジョギングに心躍るけれど、転ばないように、そして調子に乗って怪我をしないようにゆっくりゆっくり噛み締めながら走る。

 結局iriのベストアルバム一枚分。ほぼ1時間使って家に戻る。息も乱れてないし、膝も足首も痛くない。また走れると心が浮く。明日はどのくらいの吹雪になるんだろう。もっと早くに走っておけば良かった。


BGM:PUNPEE「フレンヅ」

だいだい舎

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