2021.10.5(火)ヤクみたいな友達

 寝る前にロキソニンを内服して、朝起きた頃にはまたジンジンとしてくる。そりゃこんなにぽっかりと穴が空いてたら痛いに決まってる。と納得して、本腰入れて痛くなる前にオーツミルクにプロテインとオイルを混ぜた飲み物で、ヤク(ロキソニンと抗菌剤)をキメる。原因と対処が明らかな痛みは下手な考え事よりわかり易くて楽だ。


 昼前に一件、避けられないダウナーな仕事を終わらせる。朝に目にした「人は評価されることを嫌う生き物だ。それが良い評価でも悪い評価でも。」みたいなpostをふいに思い出す。わかる。脳溝に染み渡るくらいに。

 昼食を準備する頃にヤクが切れて穴がジンジンしてきた。キッカリ6時間、迷わずキメる。


 夜、久々に自分たちのことを「我々は」と遠慮なく一括りにできる友人と話をする。安定のために身を縮めてでも組織に留まるか、安定はなくとも「あぁこのままずっと続けていたい」いまを続けるか、みたいな話をした。安定は大切。できるならきっとそれがいい。でも出来なくなっちゃったから、その日暮らしで野垂れ死ぬのは避けたいけれど、今はこれを溢さないように続けたい。


 まぁ、そんな小難しいような話はしたんだかどうなんだか流れに流れて、結局はテンションだけでバイブスだけでアガってキマる時間が流れる。スプーンおばさん似の可愛いおばあちゃんの話をしながら主題歌を口ずさんだり、スタバのスタッフのヘッドセットを見て内田有紀のOnly Youを口ずさんだり、バカみたいに笑ってニヤけて脳髄がクラクラする。こうなることは分かっていたから、予めヤク(ロキソニンと抗菌剤)をキメてて正解だった。

BGM:赤い公園「オレンジ」

だいだい舎

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