2021.9.1(水)キンモクセイで繋がる配線
9月になった。このあいだ買ったキンモクセイの香りのボディソープがもうすぐ届く。きっとあの匂いを嗅ぐと、フジファブリックを思い出して、東京を思い出して、グチャグチャになるんだろうな。東京にいた時に初めて知ったキンモクセイの香り。期限付きの日常という非日常の浮ついた感覚。そしてあの時にずっと聴いていた音楽。夜な夜な走った坂道とか、大人になってからの学生生活のあれこれとか、通い詰めた図書館とか、玄関前で座り込んで話したこととか。キンモクセイの香りを嗅ぐと紐付く全部が絡まりながら引っ張り出される。ごちゃ混ぜがエモになって心がグチャグチャにされる。いまそこにある匂いと過去の記憶と、それを感じでいまの自分がグッチャグチャになるやつ。不快ではない掻き乱され。キンモクセイとフジファブリックはその代表で、なんなら書きながら既にフジファブ聴いちゃってるし。志村さんの音楽、もっと聴きたかったなぁなんていつも思うやつ。
そんなこととか、ちがうこととか、昔のアレコレを思い出していた一日。
BGM:フジファブリック「赤黄色の金木犀」
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