ブラックジャックによろしく

昨夜、珍しくイライラしちゃいました。


全部アイツのせいです。


誰かに当たったり話したりせず、一人でイライラしていました。

普段ほとんどイライラしないので、イライラすることで余計にイライラしてきます。

ストンと飲み込めず、ずっと喉に引っかかっている感じです。


全部アイツのせいです。優しい心で、丸ごと包み込んだのが仇になりました。

美味しいおいしいとワカサギの天ぷらを食べたのが全て間違いでした。

そう、小骨が喉に引っかかったんです。あーいやんなっちゃう。


食べ物をあまり噛まないで飲み込むせいでしょうか、確か去年もワカサギの天ぷらで小骨が引っかかった記憶があります。引っかかると違和感が酷くて、何をしていても集中できなくなるんですよね。去年は数日引っかかったままで、違和感を引っ提げてイライラと生活していました。


喉の違和感に気づいた瞬間、もうあんな生活は嫌だ!という焦燥感でいっぱいになりました。そのうち取れるかな、と様子を見ていましたが、時間が経てば経つほど気になりが膨らんできます。


もう限界!このままじゃダメだ。逃げちゃダメだ!

ということでさっそく「小骨」「喉」で検索です。仕事が早い。

検索しながら真っ先に思い浮かんだ対処法は「白米を飲み込む」でした。が、検索して上から二つ目『のどに骨が刺さったら|医療|NHK生活情報ブログ』で速攻否定されました。サイト曰く「のどに骨が刺さったときにごはんを飲み込むのは、全く意味がありません。むしろ状態を悪化させてしまうこともあります」ですっって。うん、うん……私も医療者の端くれ、そんなことはわかっておりましたよ。えぇ、まぁ。

※中にはご飯を食べることを勧める記事もありましたが、私的にはやらない方がいいと思います。


何を見ても結局は「耳鼻科で取ってもらう」が最善策として挙げられていました。これが人のことなら素直に受診を勧めると思います。が、ですよ。そんなんわかってるよー。そんな答えならネット検索なんてしないよー。自分事となると「そんなことで病院なんて行きたくない!」っていうのが人の心情でしょう。ねぁ、そうでしょう。こんなご時世に顔見知りの病院に小骨が刺さり受診するなんて、そんな選択をすぐにできる人はもはや勇者です。小骨の勇者。できっこないよ、僕には。なんて謎の見栄で心はいっぱいでした。


ということで、まずは全力でうがいをしてみました。頭がバグったのかってくらいうがいをしました。、夜な夜な、一人で、洗面所でうがいをするアラフォー。滑稽ですよね。笑ってください。まぁ、笑った人はお釈迦様に代わって殴るよ。


でも、うがいをしても全然取れねーの、小骨。


余計にイライラしてきます。そして、気になり始めると、余計にどうにかしたくなるのが人ですね。もう絶対小骨を捕まえないことには朝を迎えられない心境です。


で、鏡に向かって思いっきり喉の恥部を広げて見ると。あったんですよ、恥部の端っこに、透明でキラキラした小骨が。もう見つけた時には宝物を見つけた気持ちになりました。あったよ恥部横に、クリスタルみたいな輝く小骨が!


ただ、さすがにかなり奥で、無理に手を突っ込んだらおえってしちゃいそうな位置でした。あの位置はゲーしちゃうよ。で、ちょうど右を向いたらあれがあったんですよね。美容三種の神器の一つ、毛抜きが。


小骨でイライラしてるでしょー、そして喉をみたら奥に小骨が見えるでしょー、そして右手に見えますのは毛抜きでしょー。うん、こうなったら自分で抜いちゃうしかないよね。そこに山があるから人は登る。そこに毛抜きがあれから人は抜く。これが人の性(さが)。もう失敗することなんて考えていませんでした。どうこのミッションをクリアするかしか考えておりませんでした。ミッション:インポッシボー!トム様応援していてね。


まずは消毒です。手洗い、うがいはもちろん、毛抜きもよく洗ってアルコールで消毒しました。そして、iPhoneのライトで喉元を照らしながらオペ開始です。

他の部分には触れないようにして、小骨が掴めるように毛抜きの角度を合わせて、いざポッシボー!!


で、さすがです。見事オペ成功です。一発で仕留めました。じゃジャーン。

って、割とデカくないです?小骨。小の上骨もしくは中の下骨。

見えていたのは三分の一くらいだったので、そりゃ違和感があって当然ですよね。抜けて良かった、本当に。トム様、見守っていただいてありがとうございます。


そんなこんなでイライラとはおさらばし、平穏な眠りにつくことができました。

お陰様で本日もサイコーな1日を過ごすことができました。

写真は魚繋がりで美ら海水族館。


以上、本日のあれこれでした。


BGM:aiko「ストロー」

だいだい舎

認知症についての講座、相談、専門職への研修、人材育成、チーム作り支援などをしています。認知症になってもともに豊かに暮らす毎日を目指して活動しています。 お気軽にお問い合わせ下さい。

0コメント

  • 1000 / 1000