2022.7.4(月)荷馬車が揺れる
先々週、交差点で車をぶつけられた。身体は首と腰が痛くなったくらいで、大きな後遺症は今のところ出ていない。一方、車は後ろがペチャンコになってよく分からない物質がこんにちはって顔を出していた。ハローハロー、長いことお世話になってるけれど、初めて見かける顔だね。
代車がすぐに手配出来ず、お出掛けする予定も台無しになり一生リュックが背負えないくらいに肩を落として帰宅した。とりあえずペチャンコだけど家までは走ってくれた車。サンキュー。
どこにもぶつけられないどんよりとした気分でいたけれど、やっと手配された代車が新車の良き車だったのでなで肩から一気にいかり肩になる。束の間だけど新車の匂い、サイコーだね。
それが先々週の週末のお話。週が明けて整備会社さんが営業日になり、夕方キャリアカーに乗せられて車が運ばれる。長いことお世話になっている我が愛車。概算で修理にかなりの金額が掛かりそうで(全て相手方の保険金なのだけれど)、もしかしたら買い替える事になるかもしれない。そんなことを考えながら夕日の中で車を見送っていたら、自然と耳内にドナドナが再生される。ダァナダァナダァーナーダァアナァー 子牛を乗せて、ダァナダァナダァーナーダァアナァーァー 荷馬車が揺れる。原曲はDanaDana(ダァナダァナ)なので、そちらに寄せてみた。
痛みがすっかり消えないからか、煩雑な手続きのせいか、子牛を見送った哀しさからか、たびなび訳もなく元気が出ないことがある。暑いし、もうイヤ。スイカに貪りつきたい。
BGM:Joan Baez「Donna Donna」
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