2022.3.31(木)特に何もない一日
パンク修理で車がないので、母親に仕事場まで送ってもらう。数ヶ月振りの運転なので少し心配そうだったけれど、長年培った経験は衰えていず助手席に乗っていても安心の運転だった。そう言えば昔から方向音痴で、大好きな鶏レッグの唐揚げを買いに中川商店に行くのにいつだって迷っていたのを思い出す。あれ、今日も一本道違ったね。あ、看板の光が見えたからあそこだよ。って毎度言ってた記憶がある。懐かしい。それが受け継がれているのか、僕も道を覚えられない方で、もう10年以上繰り返し迎えにいっている知人の家に未だに3回に一回は道を一本間違える。覚える気がないわけではないのに、なんなんだろうねコレ。
帰りも迎えに来てもらい、たまには下界を楽しませようと一緒に買い物に行く。夕飯のカレールーとイモと玉ねぎ、あと欲しいものをカゴに入れてもらう。会計を済ませると、500円均一のワゴンから小鍋を一つ取り出し「これも500円なのかな?」と欲しそうにしているので、レジで買い足す。500円の鍋で嬉しそうにする母親。その小さい鍋で何を作るか知らんけど、あなた、相変わらず鍋好きね。
夕方、姪を迎えに行き夕飯の話になる。「夕飯何?」「カレー」「何となくスパイシーな匂いがするからそうだと思った」「スパイシーカリィ」の会話の後、二人同時に『カヒミ・カリィ』と呟く。もうカヒミ・カリィを知るものもこの世界に限られるというのに、さすが共に育った家族である。カリィと聞く「カヒミ・カリィ」の口になるし、刺身と聞くと「ハァヒミ・カリィ」の口になる、おじとめい。くだらないけど大好きな内輪ネタ。
夜、車が直り雪が降るということで早めに仕事場に向かう。所々雪が降っていたけれど、路面は溶けていて夜でも走りやすい道だった。20:30頃無事到着。干しっぱなしだった洗濯物を片付ける。片付けを終えた頃、遅い時間だったけれどなんだか急に走りたくなる。夜遅いけれど背中のお肉も順調に育ってきたことだし、結局一人こっそりと夜道を走る。雪も溶けて、顔に当たる空気はもうピリピリしない。
BGM:カヒミ・カリィ「ELASTIC GIRL」
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