2021.10.11(月)ラベルを剥がす
講義で高齢とされる元気な諸先輩たちとのインタビュー動画を流す。本当に、皆さん元気が溢れておる。こんなにも日々を積み重ねて叡智に溢れる方々が、病院で病衣を着ていると病人としてみてしまう事がある。看護師と患者。個人の上に患者という冠がついてしまう。あれねー、わかるけど、感覚が麻痺してしまう要因だと思ってる。だからさ、勝手に患者ってみないでね。って願いを込めていつもこの動画を観てもらっている。シンプルなことの方が、留めておくのが難しかったりする。ラベルは貼らない。ラベルを剥がす。僕も気を付けていかなきゃならないな。
昨日の天気予報が嬉しく外れて、今日も今日とて走る。今日は特になんの香りも風もなかった。そのせいか、ゆったりと走るということを黙々と出来た。気付いたら15キロくらい走っていて、身体を壊したらいけないのでくるっと帰ってきた。
昨日電話していた知人の話し方が誰かに似ていて、でもその輪郭が掴めずにモヤモヤしていた。走っている途中もチラチラ考えていて、帰ってきて湯船に浸かっているくらいに啓示があった。森山直太朗だ。頭の中の森山直太朗と凄く似ている。あの考えているようで考えていないような、でもどう考えても考えているあの話し方。お風呂から上がって本人に伝えたら真似てみようかなと言っていた。きっと、寄せれば寄せるほど似なくなるやつだな。と思いながら、また話すときにどうなっているか楽しみだ。
BGM:小袋成彬「Bye」
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