2021.4.23（金）犬と髭の緊急事態

　夜中寝る前に犬がう◯ち自ら踏みつけてしまう緊急事態が発生した。眠いけれど流石にウェットティッシュで拭いて済ますだけにもいかなくて、夜な夜なシャワーの刑に処する。犬の刑なのか、犬を飼うと決めた自分への責任と戒めなのか。そいでもってきちんと乾かさせてもらえず、もう眠いから諦めると布団で暴れまくる犬。残像だ。

　朝、仕事前に髭を整えましょうと髭トリマーを手に取って、口髭から整えていく。右端半分を整えて鏡を見たら何だか異様に短く駆られていて、ハッとしてトリマーを見たらアタッチメントを付け忘れていた。いつもの2mmより劇的に駆られた口髭。せっかく蓄えたので別れ惜しくて、何とかリカバリーしようとアタッチメントを付け直して整え直す。緊急事態宣言にも動じず両端から中央にかけて長さをグラデーションにしてみる。自然な流れで整えればもしかしたら！という淡い希望を抱いていたけれど、どうもこうも中央だけが長くて全体が不精なちょび髭おじさんが鏡の中に爆誕していた。マスクをしているからいいか。と、結局アタッチメントを外して全体に短めに整える。

　勤めていた時には“看護師たるもの髭は短く剃ってくるもの”という固定観念が強かった。できるだけ尖らずに、相手にマイナスな印象を与えない身だしなみを心得ていた。だけど勤めを降りて自分で仕事をするようになって、ふと思い立って髭を伸ばしてみたら、想像していた仕事への悪影響は感じなかった。マスクのせいもあるけれど、仕事をしっかりと誠実に行なっていれば、髭が適度に伸びていても許されるという実感。何だと勝手に思っている。もし苦情が入っていたらごめんなさい。一応まぁ気を付けて整えているし、委託先に迷惑がなければ今のところ大丈夫って思い込んでいる。

BGM：女王蜂「緊急事態」