雑記 2021.3.14(日)春休みの推薦図書

 コミックDAYSで読み気になっていた『スキップとローファー』を一気に買って一気に読んだ。いやはや、最高ですな。僕はどうやら人が悩みながらも成長していく物語が好きらしくて、スキップとローファーは見事その急所にズバッと刺さりました。ひたむきな人って漫画でも現実でもどうしてこうも魅力的なんでしょう。ほんとこういうの好き。


 この年齢だから距離感を持って冷静に読めたけど、学生だったら確実にギャン!って声出て失神してましたね。いや、10年くらい前でもギャン!ってなって一人車で大声出してたかも知れない。しかも海の方に向かって車を走らせながら。うん、青春だね。


 それにしても、どうして人は悲しくなった時に海に向かっていくんだろう。ほら、それの度過ぎると今度は樹“海”に行くでしょう。月の満ち引きとかの影響なんだろうか。ちなみに僕は腐海みたいな部屋に住みたい。

 話は逸れたけど、学校とか職場とか同じ箱にギュッと詰め込まれるのって、上手くいってたら楽しいんだけど上手くいかない時は本当にツラいんだよね。ギュッと詰め込まれてるから窮屈で自分じゃうまく避けられない摩擦があって消耗して疲れちゃうの。まぁ、僕の受け止めだからそんな事を感じない人もいるし、もしかしたらそんな簡単なもんじゃないっていう人もいるかも知れないけど。

 歳を重ねて社会に出てからでもキツいのに、小学校とか中学校とか高等学校とかからこの蠱毒みたいな壺にブッ込まれるのって本当に苦行というか修行みたいなもんじゃないですか。皆んながみんな同じステータス設定じゃないし、装備も全然違うし、そんな中で強くてニューゲームみたいな人もいたりして、いやー本当みなさんよくぞ生き抜いてきました。って、僕は結構本気で皆んなにお疲れ様を伝えたくなるんですよね。

 そしてそんな時にもしこういう本があったら、もしくは身近な大人がこういう本を理解して寄り添ってくれたら、幾分楽に進んで行けるんじゃないかなぁって思うんです。攻略本と攻略動画を用意して後ろで大人に応援してもらいながらゲームを進めるみたいな。これなら強くてニューゲームじゃなくてもなんとかHPを残して次にいけそうじゃないですか。ツラいことがあっても支えてもらえる、もしくは楽しみ方を教えてもらえる感じ。こういう漫画を読むと、割とこういう事を思っちゃうんですよね。

 とにかくまぁハチクロとラウンダバウトとか間宮兄弟とかきらきらひかるとかヘヴンとか、僕の春休みの推薦図書にしたい漫画でございました。

 ギャン!書いてたらいつの間にかこんな時間!TENDREのインスタライブ始まってる!!



付け足し)読み返したら、なんか完全に生き抜くさに寄り添った感じになっているけれど、きちんとしていたらブッ込まれた壺の中でも楽しくできる方法がある!ってことを言いたくて書きました。


BGM:TENDRE「NOT EASY」

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