2021.9.9(木)カワ犬と黄昏
こちらはうちのカワ犬。会えず期間二週目にして夕方になると駐車場を覗きながら黄昏ているらしい。定期報告を受けるたび、カワっと呟きながらもせつなくなる。ごめんね、なかなか帰れなくて。日帰りなら何とかなりそうだけど、十分遊んであげられなくて逆に可哀想になるからな。そんな葛藤もあり、次に帰れる日を伺っている。
寝る前に本を読むのが習慣で、今はしまおまほさんの『家族って』を読んでいる。しまおさんの家族を覗き見しながら、うちの家族を思い浮かべてぼーと考えたりしている。我が家も我が家で、色々ありながらも各々が各々で各々を思いながら生活している。そういえば物心ついてから、両親に悩みを相談したことは一度もないと思う。学校のこととか仕事のこととか、聞かれたら答えるくらいで、自ら話したことはない気がする。両親はなんて思っていたんだろうな。それでも父親はいつだって必要な時に必要な手を貸してくれた。母親は未だに過保護で嫌になっちゃう時が多いけど、言わずにはいられないんだろうなと理解しているから有り難くはある。無償ってこう言うことなんだと思う。まぁ、それぞれの家族の形に正解なんかきっとなくて、うちはそんな感じだってだけだけど。ありがとうと本当に思う。なのに僕ったらカワ犬に可哀想な事をしてて、写真を見るたび僕も黄昏てしまう。
なんて、思った事を全部垂れ流す何にもならない日記。長月一週目はそんな事を考えていた。
BGM:チャットモンチー「草原に立つ二本の木のように」
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