2021.5.19(水)カツ重
お昼にカツ重をテイクアウトしたら、どこかで食い違いがあって普通にお重で運ばれてきた。テイクアウト用に変えてもらうやりとりにエネルギーを使う余裕がなかったので、暖かいうちにその場で食べた。今まで何度かテイクアウトで食べたカツ重だったけれど、テイクアウトされなかった今日のカツ重はいままでで一番美味しカツ重だった。一番というか別のカツ重かと思うくらいの違いがあって、作りたての温かさを感じるだけでこんなにも満たされるのかと味わった。そう言えば今流行りのアレでホテル療養をしていた方が、数日ホテルに篭った経験の中で一番辛かったのは三食常温の弁当を食べ続けることだったと言っていた。その時も確かにと思ったけれど、今度はもっと頷いて確かにと思った。ぬくもりというよりは、単純に熱という意味の温かさに感じる安堵。テイクアウトの料理にお湯を注ぐスープが付いていたらやたら嬉しく思うのは、温かさ欲が満たされるからなのかも知れない。まぁそんな欲があるのか知らんけど。そういえば「落ち込んでいるので承認欲求を満たしてください」って言われて「よし、わかった」というやりとりをしたのだけれど、信頼の上のやりとりに温かさ欲が満たされてとても良かった。とくに一日分の余所行きを使い果たした後だったのですごく良かった。
BGM:STUTS「夜を使いはたして」
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