雑記 2021.2.19(金)かく思いで

 毎日毎日飽きもせず雑記を書いている。毎日必ず書くと決めているわけではないけれど、何か一つくらい継続することが増えれば、それはそれで何かが生まれるかなと思って書いている。

 日記を初めて書いたのは高校生の時だと思う。手帳の片隅に、メモがわりにその日あった事と気持ちを数行書いていた。なぜ始めたのかはよく覚えてないけれど、特定の誰かとの思い出を残して読み直していたのは覚えている。センチメンタル。

 25〜26歳の頃にはもうすっかりインターネットが普及し始めていて、友人数人とmixiで交代制の妄想日記を書いていた。友人4人がそれぞれに制限なしで妄想を書く交代制の日記。僕は誘われて参加したけれど、記憶では僕ともう一人の女性の妄想が激し過ぎて、だんだん二人の交換妄想日記みたいになっちゃって、いつの間にか終わりを迎えた。僕はナイチンゲールを模した新人看護師のエロあり悪口ありの日記を書いていた覚えがある。思い返してもクソみたいで恥ずかしい。みんなどんな気分だったんだろう。今度あったらその話をしてみよう。

 27歳くらいからは、今はなきzozoレジデンスというサービスを使っていた。抽選で架空のマンション一室(という設定のルーム)が与えられて、服や音楽などとともに感想を書いて他の住人と繋がっていくシステムだった気がする。今思うとおしゃれクソやろう気取って酔っ払うようなコンセプト。その頃はパソコンで文章を打たなければいけないことが多くなっていて、タイピングと文章を書く練習が人との交流にも繋がって楽しかった。その頃出会って、今でも付き合いのある人が片手分くらいいる。文章力よりもそれが素敵じゃないですか。でもまぁ、そんな楽しかったレジデンスライフも、なんか被害妄想の強い人に2ちゃんで名前を晒されて、唐突に終焉を迎えた(個人情報は一切出していなかったから助かった)。


 そんなこんなで、未だに不定期なスパンで思い立っては日記を書いている。昔から書いている割には上手く書けなくて恥ずかしくなるけれど、まぁライターさんや作家さんじゃないんだしと思って書き続けている。年齢を重ねてそれなりに自尊の保ち方がわかってきたから、ここを自尊や承認のために使ってはいないけど、それなりに相手の反応は求めていたりする。こうやって書いていると、いつまで経っても消えない小っ恥ずかしい虚栄心と向き合えて、それはそれで面白い。


 なんでこんなことを書いているかというと、金曜はスリランカの事を書くって決めていたのに久々の実家で犬と戯れていたら面倒になって、勢いで書けることにしてみただけです。



BGM:くるり「男の子と女の子」

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