雑記 2021.1.27(水)平々凡々
犬の重さで目が覚めた。腕枕どころか右腕が全部持っていかれて下敷きにされている。冗談抜きで重いのよ、これ。ブサイクな顔で寝続けてるけど、まぁ、可愛いから許す。
寝起きに和山やまさんの『カラオケに行こ!』を読む。何これ。琴線に触れるというか、琴線に絡み付いて琴線が濃くなる類の本。同著でこのマンガがすごい!2021を取った『女の園の星』は、久々に声を出して笑った作品。二作ともそれぞれに違う読ませ方。こんなんぶっちぎりでマンガ大賞2021との二冠でしょうが。月並みの言葉で言えば天才。心の名著にトンと収める。
『チ。』の2巻を買いに行く為に身支度をする。今週末に父親の七回忌があるので花屋さんにも行こう。と決めたところで、姉がお弁当を忘れていることに気付く。ついでに届けよう。と思いながら、その前に犬の散歩に行くことにする。僕がリードを手にした瞬間に興奮が抑えきれず回り出す犬。これを見るといつも高田純二のニワトリダンスを思い出す。歓喜の舞。
雪が積もっているので、犬の足が冷たくないか心配になる。平気で嬉しそうに歩く犬を見て、安心する。ただ同時にどんな足システムなんだろうという疑問が生まれる。凍傷にならないんだろうか。まぁ、なったことないからそれ以上調べはしないけど。途中うんちをしたのでキッチンペーパーと小袋が一体化した便利なうんち袋できれいに拾う。こういうのを考えた主婦が取り上げられる番組、最近見ないな。うちの犬は外でおしっこをしたことがない、紳士である。ただ、家でうんちをしてこなかった時には外でしてしまう。しかも家だとクルクル回ってからするのに、外ではノーモーションでするからちょっと心身の準備が間に合わなかったりする。大自然の開放感がそうさせるのだろうか。どうでもいいけど、うんちも家でして欲しい。
家に帰って犬を解放する。雪道の散歩は足が汚れなくて楽だ。そのまま車の雪を落として、買い物に出かける。家を出て一つ目のT字路を右折したとこで、姉の弁当を忘れたことに気付く。でももう戻るのはめんどう。無理、何か買って食べてくれ。
書店で『チ。』を買って。次に花を買いに行く。今日は自分で花を選んで包んでもらう。間に定員さんに質問をする。水に生けられなくなった花をドライにしているんですが、今まで失敗したことないのに最近買った花は上手くいかなそうなんですよね。温度とか湿度とかコツがありますか?それとも花の種類ですか?と。いつものお兄さんが、まとまりのない質問にも作業の手を休めることなく、丁寧に答えてくれる。「それほど変わらない環境なら花の種類ですね、きっと」。と言われて、そういえば上手くいかないのは実家の部屋の時だな、体感ではわからない環境要因もあるかも知れない。と考えながらも、これ以上の会話はお互いにめんどうだと思うので、あぁやっぱり花の種類によりますよね。と会話を締める。定期的に対面で購入するお店ではツーターンぐらいの会話がちょうど良い距離。
家に帰り、花を母親に渡す。前の花がまだきれいだったから花瓶が足りず。僕が買ってきたきれいな花束は、牛乳パックに挿されていた。
BGM:オリヴィア・ロドリゴ「drivers license」
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